京都に遊びに来てシザーの研ぎも済ませる方法。
研ぎ哲です。梅雨っぽい京都がやってきました。
このところ美容師さん、トリマーさんのご依頼のカタチで多いのが「持ち込み」です。
朝こちらに持ち込みいただき、研ぎ上がるまで京都の街をぶらぶらして、出来上がればまた引き取りに来て頂くというものです。
京都近郊の方が多いのですが、郵送するのもいいけれど、京都にあそびに行くついでに研ぎもできれば便利！と結構ご依頼いただくことが多くなってきました。
京都はこじんまりしたエリアになんでもギュッと集まっているので、時間を潰すのは得意な街です。幸いなことに研ぎ哲は御所の近くにありますので、どこかへ行くのも便利かと思います。
シザー、セニング、バリカン・クリッパーの替刃など研いでほしいけれど、いつものところへ電話して来てもらい持ち帰って研いでもらいできたら持ってきてもらう、、、というのもずいぶん時間がかかるし。かといって送るのも面倒だし、、、
そうだ京都行こう！と思ったついでに、はさみの研ぎメンテナンスもできるなら一石二鳥。研ぎ哲なら朝預けて、街をぶらつき、帰りに引き取り。そんなこともスケジュールが合えば可能です。
日本全国から京都に来られる方もたくさんいらっしゃるので、旅行のついでになんていうのもよいのかもしれません。
ご依頼については:
１：研ぎ哲にまずご連絡ください
このブログから、または、Instagram、Twitter、Facebook、
@研ぎ哲 @togitetsu
直接お電話でも090-8521-3004
２：スケジュールのご相談をさせていただきます。
３：当日朝〜午前中にご訪問ください。
４：研ぎ上がり次第、ご連絡しますので引き取りに。
（本数にもよりますが、基本当日を予定）
ではお気軽になんでもご相談ください。
パン切り包丁は研げる？
今日のご依頼はタダフサのペティナイフとパン切り包丁です。タダフサの刃物はとても薄い作りですが、割り込みタイプで鋼が入っていますのでとてもよく切れます。現代的なプロダクトデザインも人気の理由かと思います。軽いので女性や軽い刃物が好きな方にあっているかもしれません。切り刃の鋼はサビますので、使用後は水気とって保管するというメンテナンスが必要です。さてパン切り包丁のはなしですが、タダフサのパン切り包丁はめずらしい形で先だけに波刃がついています。その他は普通の直刃で、とっかかり波刃でパンに食い込み、そのあとスゥーッと切るということでしょう。ちなみに普通のパン切り包丁の波刃ですが、大丈夫です。ちゃんと研げます。手間はかかるのですが、研げますので、お気に入りのパン切り包丁の切れ味が落ちてきたな、、、と思われたらぜひご依頼ください。
包丁：ステンレスの鋼材は音で切れ味が分かる？
AmwayとHENCKELSのステンレス製の包丁をご依頼いただき、同時に同じように研いでみた時のこと。試し切りをしてみると、切れ味がかなり違う。ステンレスも鋼材によって、経験上刃付きの加減がかなり異なる。研ぎ上げて新聞でカエリ取りの仕上げをしている時、2つの包丁に差を感じ詳しく調べてみたところ、新聞をする時高い響く音がする方が切れ味が良い。試しに金属棒で叩いてみたら、音色・響きがかなり異なる。焼きしめられて硬い方が音が高くなる様である。音の高い、響きの良いものがが切れ味が良いということらしい。どちらが、ということは言わないがひとつ発見したような気になった
研ぎ哲
https://www.instagram.com/togitetsu
https://www.facebook.com/togitetsu/
ご注文・ご相談は各種SNS、及びメール、お電話などいずれでも結構です。
お気軽にご連絡ください。
京都で刃物の研ぎ屋をしております。研ぎ哲です。
プロフィールにも載せておりますが、もともとデザイナーをしておりました。ライフワークである研ぎを追求するため、京都市内にて研ぎ屋として開業しました。現在は、理美容ハサミである、シザー・セニングをはじめバリカン刃等ヘアサロンの道具を一つの柱にしております。また包丁については、各種飲食店様の包丁一式を研がせていただくなどしております。もちろん、一般の個人のお客様のご依頼にも1本から対応いたします。いずれも郵送でのご依頼も受け付けておりますので、お気軽にお尋ねください。その他、裁縫用のハサミ、植木華道用ハサミ、一般手芸用ハサミなども研がせていただいております。刃物全般研ぎたいと思っていますので、これはどうかな？というものがあればぜひご相談ください。京都市内は無料にて集配させていただきます。
追記：2022年6月現在、「市内無料集配」については諸条件がございます。詳しくはお問い合わせください。
